令和6年3月21日（木曜日）、テルモ山口株式会社と本市が、県の立ち会いのもと、事業所増設協定の調印式を行いました。

　調印にあたって、市長は「本市では、第二次山口市総合計画の重点プロジェクトとして、若者活躍と雇用創出の環境づくりを掲げ、商工業・サービス業の活性化をはじめ、若者が活躍するまちづくりや、多様な雇用の場の創出などに取り組んでいる。そうした中、さらなる事業所の増設を決定いただいたことは、本市のこうした取り組みを加速させることはもちろん、若い世代が魅力を感じる雇用の場の創出により、本市や山口県全体の発展に貢献いただけるものと、大いに期待している」とあいさつしました。

　また、テルモ山口株式会社の坂口至代表取締役社長は「ここ山口では、高品質・高付加価値の製品を提供するうえで必要となる優秀な人材を確保でき、恵まれた立地環境や行政や地元企業のサポートもあることから、さらなる設備投資を決定した。このたびの事業所増設を契機に、医薬品・医療機器の安定供給の使命を果たしていくとともに、地域に根差した企業として山口に貢献していきたい」と述べられました。

　同社は本市佐山地域で医薬品・医療機器の製造を行っており、このたびカテーテル関連製品の製造設備増設と隣接する敷地（山口テクノパーク内）の取得による製造拠点拡大を行うことを決定されました。増設する設備は令和8年に稼働開始の見込みで、稼働に合わせて約150人の新規雇用を予定されています。

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​協定書を手にするテルモ山口株式会社の坂口代表取締役社長（右）、山口県の小関産業労働部長（中央）、市長（左）